床材選びってフトアゴヒゲトカゲを飼育する上で誰しもが一度は迷うところですよね。私もフトアゴをお迎えしとき一番迷ったところでもあります。
今回はフトアゴの床材の選び方、それぞれの床材を比較しメリット&デメリットをご紹介します。
自分が理想とする床材を見つけましょう!
目次
フトアゴの床材の選び方と条件

床材に求める条件を優先度順位が高いものから紹介します。
- 生体の足&関節への負担度合い
- 誤食&誤飲の可能性が低いもの
- インテリアとしての見た目のカッコよさ (レイアウト)
- 掃除のしやすさ
- 消臭効果
- 値段 (コストパフォーマンス)
私にとって上3つはどれも譲れない条件です。
床材を選ぶ上で大切なことは「優先度を決める」こと。皆さんも読む前に一度、今自分が床材に求めて条件を再確認してみて下さい。迷いや後悔がたいぶ軽減されます。
生体の足&関節への負担度合い
私が最優先するのは生体への負担やストレス。フトアゴが歩きやすく、足腰や関節への負担は極力避けたいところです。
誤食&誤飲について
サブアダルト以上の個体なら誤飲の恐れは低くなりますが、誤食の可能性が低い床材に越したことはありません。
特にベビーにとっては最もケアすべき条件だといえます。ベビーは突然死も多く、床材によるものが原因ということも少なくないようです。
我が家のフトアゴヒゲトカゲはヤングアダルトサイズなので、優先順位は二番目となっています。
インテリアとしての見た目のカッコよさ

完全に人間の事情ですが、私とってフトアゴヒゲトカゲのゲージはインテリアの一部でもあります。
床材はフトアゴの魅力をいっそう高めてくれます。私は家具や内装にこだわるタイプの人間なので、見た目やレイアウトは譲れない条件。
私の理想は自分でDIYした自作ゲージに、フトアゴが棲むオーストラリアの自然を再現することです。
掃除のしやすさ

ここはそれぞれの事情によると思います。我が家はマメに掃除を行うので、「掃除のしやすさ」についての優先度は低いです。
仕事などで家に居る時間がすくなく、掃除に時間を取れないという方は「掃除のしやすい床材」を選んだほうがいいでしょう。
消臭効果
こちらも「掃除のしやすさ」同様に優先順位は低めです。糞をしたり、食後の食べカスは毎回掃除するのであまり気になりません。
頻繁に掃除出来ない場合、「消臭効果」を重視するのもポイントの一つですね。
値段 – コストパフォーマンス
床材の価格とコスパは難しい問題です。
我が家で砂タイプの床材を使用していたとき、1ヶ月前後で床材を全て入れ替えていましたが、気にならない方は3ヶ月以上使う方もいるそうです。
性能や見た目を重視するか、長いスパンで見たときのコスパを重視するか…飼育者次第といったとろ。
床材の種類と特徴
一般的に市販されてい床材の種類と特徴をご紹介。
ペットシーツ | 安い・簡単・清潔を併せ持った床材。 その反面、インテリア性の低さが目立つ |
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砂系床材 | インテリア性が高く、フトアゴヒゲトカゲが住むオーストラリア感を再現できる。 その反面、メンテナンス性の低さが目立つ |
自然系床材 | ヤシガラなどの自然由来のものから成る床材。 砂系同様、定期的なメンテナンスが必須。放置しすぎると臭いが目立つ。 主にリクガメやモニターなどの床材として使われることが多い。 |
フトアゴサンド

我が家のゲージに使用している床材が「フトアゴサンド」。2018年初頭から様々なショップで発売開始された、新しい床材です。
使用した感想は天然砂同様に掃除がしやすくレイアウトも高い、砂タイプ特有の粉塵が全く出ないのが素晴らしいです!なにより植物性原料100%なので安心です。


https://twitter.com/peponi_inter/status/952876695224139776
【新製品情報】新床材!フトアゴサンドお取り扱いはじめました♪(´ε` )
パッと見砂に見えますが、100%植物性原料で誤食してもお腹で固まることなく、しかも燃えるゴミに出せます\(^o^)/これはイイ!(・∀・) pic.twitter.com/6R5zYlxpWZ— 八木厚昌 (@cohshow) January 13, 2018
サンドマット

フトアゴサンドかコチラを選ぶかで非常に迷った「サンドマット」。見た目もカッコいいし、掃除も比較的ラクなのが魅力。
しかし砂利や砂を接着しているだけなので、使用し続けると「タダの茶色いマット」になってしまいます。なので次回フトアゴサンドが総入れ替えするときは「サンドマット」を試しどうなるか検証しようと思います。
ペットシーツ

見た目にこだわらなければ最強の床材「ペットシーツ」
安い!お掃除簡単!誤食もない!と三拍子揃っています。しかしフトアゴの魅力が薄れてしまうので我が家では不採用です。
ですがペットシーツはベビーを飼育する場合、非常に重宝します。ベビーの大敵である誤食がないからです。
条件別おすすめの床材ランキング
条件別にフトアゴのおすすめ床材をご紹介。
- コスパ重視の床材
- 消臭効果&お手入れ重視の床材
- レイアウト性重視の床材
コスパ重視のおすすめ床材


安全性と安さは折り紙つき!
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値段 | ![]() |
見た目 | ![]() |
安全性 | ![]() |
消臭効果 | ![]() |
掃除のしやすさ | ![]() |
備考 | 様々な場面で使える便利な床材なので1枚2枚は常備しておくことをオススメします |
コスパ・メンテナンス性・安全性、全てを兼ね備えた最強の床材が「ペットシーツ」
フトアゴヒゲトカゲを2年飼育する中で多くの床材を試しましたが、最終的に床材はペットシーツメインに落ち着きました。
爬虫類飼育者の多くがペットシーツを使うだけあって、日々の取り替えとお手入れが楽なことが最大のメリット。
床材をどれにしようか迷っていたり、これから爬虫類飼育してみたい方はとりあえずペットシーツは用意して失敗はありません(断言)
フトアゴのケージの床を半面ペットシーツだったのを全面ペットシーツにしました。理由は食べこぼしの掃除とかが楽なのと食べこぼしの掃除が楽だからです。
— はーですまん 🔰 (@hadesman_rep) November 4, 2019
と思ったらすぐどっかいっちゃう悲しい😢
カルシウムサンドよりペットシーツにしたら掃除が楽で仕方ない🧹🥺💓#フトアゴ#フトアゴヒゲトカゲ pic.twitter.com/p8piKM1oGw
— ほんのり (@hinatamenbou) April 9, 2020
フトアゴの床材は色々、悩むけど結局ペットシーツが最強。
— Chami (@Cricket_leopa) February 28, 2019
我が家で使っているペットシーツは下のAmazonから購入できます!
厚手タイプなのでフトアゴの糞でもしっかり吸収でき、ニオイも大幅に軽減してくれます!
レイアウト重視のおすすめ床材


我が家で使っている床材で超おすすめできます。粉塵がなくお掃除もしやすい、見た目もよし!天然砂の完全上位互換かもしれませんね。
しかし値段が少し高いのがデメリット。一袋1800円(2kg)

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消臭効果 | ![]() |
掃除のしやすさ | ![]() |
備考 | 我が家でも使用していた床材 |


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値段 | ![]() |
見た目 | ![]() |
安全性 | ![]() |
消臭効果 | ![]() |
掃除のしやすさ | ![]() |
備考 | 現在ペットシーツと |
マットタイプの非常に珍しい床材。メーカーは爬虫類ゲージでも有名な「ジェックス」
表面の砂利は接着剤で止めてあるだけなので、使うにつれ表面が剥がれていきます。
しかし!それを考慮してもお釣りがくるレベルのデザイン性と手入れのしやすさが最大の特徴。
ペットシーツのように敷くタイプなので掃除のときでも簡単に取り外しでき、表面の砂利以外はマット素材なので水で丸洗いすることも可能のため、衛生面にも優れます。
最終的には、バスキングスポット周辺にペットシーツを敷き、その他の場所をサンドマットでレイアウトするというスタイルが最も楽で見栄えもいい、という結論にいたりました。
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消臭効果&掃除のしやすさ重視のおすすめ床材


ビバリアのクルミ材は爬虫類飼育者からも好評で、どのショップでも大体売ってるほど人気の床材。
消臭効果や掃除の簡単さから、フトアゴヒゲトカゲにも推奨されます。
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値段 | ![]() |
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値段 | ![]() |
見た目 | ![]() |
安全性 | ![]() |
消臭効果 | ![]() |
掃除のしやすさ | ![]() |
備考 | 天然素材の床材です。 |
まとめ
フトアゴヒゲトカゲの床材を選ぶ上で大切なのは「何を優先するか」
それぞれ一長一短でメリットとデメリットがあります。床材の性質を理解することで後悔のない買い物が出来るでしょう。