フトアゴヒゲトカゲのくりとり氏をお迎えしてから2日が経ち、だいぶ環境にも慣れてくれました。
そこで今回は人生初の「フトアゴヒゲトカゲの温浴」にチャレンジしていきます!
追記(2020/4/16)
この記事は飼育初心者の時の知識や間違っていることも多く、より深く温浴について知り方は「フトアゴヒゲトカゲの正しい温浴のやり方」をご覧ください。

目次
温浴に必要なアイテム用品
フトアゴヒゲトカゲのくりとり氏に温浴してもうらために準備したグッズを紹介します。
- 温浴用のトレー
- 水温計
- 生体を拭く布(マイクロファイバー製)
- 使い古した歯ブラシ
温浴用のトレーの選び方
インスタやTwitterでフトアゴを温浴させている画像を見ると、皆さん様々な容器を使われていますね。
私が容器を選ぶ際に注意したポイント2つをご紹介↓
- アダルトサイズでも余裕を持って入浴出来るサイズ
- 暴れる・嫌がるなどしたらフトアゴ自身が容器から出られる高さのモノ
特に初めてフトアゴを温浴させる場合、2つ目の「嫌がったらフトアゴ自身の力で脱出できる容器の高さ」は重要だと思います。
なぜなら、それがきっかけで温浴を嫌ってしまわないようにするためです。
以上の2つに注意しながら選んだ入浴容器がコチラ!

サイズは縦40cm×横27cm×高さ5.5cm
バケツや水道で温浴させている方もいますが、私は別途容器で温浴させるのが良いと思いました。(慣れればそれでもいいのかも)
- Qアダルトサイズは50cmになるけど容器の大きさは大丈夫?
- Aまだヤングアダルトサイズなのでなんとも言えませんが、今後温浴に支障が出るなら買い替えを検討中です。
しかし、フトアゴヒゲトカゲは尻尾が全長の半分ほどあるので40cm前後あれば十分なのではと思っています。
温浴に水温計は絶対に必須

フトアゴを温浴させる上で水温計は絶対必須です!なぜなら爬虫類は変温動物なので冷水では最悪死んでしまいます。
私は以前、爬虫類用の流木を探したときに行った「アクアフォレスト新宿」で水温計を2つ買いました。デジタル液晶なので見やすくて超オススメ!
(使わないときは室温も測れますw)

フトアゴの体を拭く布
また入浴後に生体の水気を拭き取る布も必要です。
我が家ではマイクロファイバー製のクロスを用意しました。マイクロファイバーは水分の吸水性が高いのが特徴であり、素早くフトアゴヒゲトカゲの体から水分を取り除くのに適しています。
フトアゴ飼育者にも人気の繊維素材だとか。
フトアゴヒゲトカゲを温浴させてみたッ!
まずはくりとり氏にゲージから出てもらいます。

次に温水を容器に入れます。書籍や店員さんに聞いたところ35℃~40℃が適温とのことなので、温度計で図りながら調整していきます。

温浴が苦手な個体もいるなか、くりとり氏はあっさり温浴してくれました。
しかしココで問題が起きました。床に容器を置いているからなのか、水温がどんどん低下していきます。

これではマズイので温度35℃以上に調整します。

温浴しながら歯ブラシで体をお掃除
次にフトアゴの体を掃除していきます。実はくりとり氏、爬虫類倶楽部からお迎えする帰路で糞をブチかまし、体に乾燥ウンコがこびり付きまくってます。

使い古した歯磨きで優しく糞を落としてあげます。結構暴れるので大変でした。



最後にくりとり氏に付いた水気を拭き取ったら終わりです。水分が付いたままでは気化熱で体が冷えてしまいます。

そして無事ピッカピカの清潔な皮膚になりました。
しかしタオルを嫌がりなかなか拭けなかったので、私の太もものステテコで拭いてあげました。

フトアゴヒゲトカゲの歯ブラシでブラッシングする場合、必ず毛先の柔らかいものを使用し、力を入れず優しく擦るのがポイントです。
実際にブラッシングすると分かりますが、見た目とは裏腹にとても柔らかい皮膚です。
まとめ
爬虫類飼育初心者の私が色々考えて編み出した温浴の方法でした。しかし温浴は中々難しかったです。
特に水温を35℃~40℃に維持し続けるのがこんなに大変だとは思っていませんでした。
これからフトアゴヒゲトカゲの飼育を考えている方は、私の失敗を活かしよりよい温浴をさせてあげてみて下さい!
また今回の経験や反省をもとに、温浴のやり方や効果などを分かりやすく解説した「フトアゴヒゲトカゲの正しい温浴と効果」もあるのでご参照ください。