DIY

全てはここで決まる!爬虫類用自作木製ケージの設計図の作り方①

爬虫類用自作木製ケージの設計図の作り方

今回は我が家の爬虫類(フトアゴヒゲトカゲ)のために、収納と自作ケージが一体になった「収納一体型自作ケージの設計図」を作っていきます!

私なりの設計図の書き方も合わせて紹介していきますので、「DIY初心者だけど木製ケージと作りたい」という方でも参考になるような作りとなっています。

今回の自作木製ケージでこだわりたい点

今回はケージを自作するにあたり、前回の反省点や足りない機能、今ある機能をグレードアップさせたいと考えています。

現状思いつく機能やこだわりたい点をピックアップしてみました。

自作ケージを2台作り連結させる

最近爬虫類ショップに行ってはフトアゴベビーばかり見てしまう自分がいます。

ここまま行くとイベントなどでお迎えする可能性が非常に高いので、先を見越してケージを2台作ってしまおうという考えです。

そのため連結型のケージにして、お互いが威嚇しあわないよう中間には板を挟み込むように設計する予定です
細かい仕様は後述する設計図で解説します。

自作木製ケージの仕切り部分

追記
フトアゴヒゲトカゲのベビーをイベントでお迎え!」で紹介したように、ケージ完成直後、新たな住人をお迎えしました。

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ケージ台一体型の独立木製ケージにしたい

前回は初DIYということもあり「メタルラック一体型ケージ」を作りました。
今回はケージ台を別途作りその上に自作ケージを乗せるような構造にし、下段は飼育用品などを収納できるよう自作します。

爬虫類の自作木製ケージ下段は収納棚に!

メタルラック一体型は作りやすく重宝しましたが、地震対策・メンテナンスのしづらさが判明し非常に不満に感じていました。

ケージ台を一体型にすることでその問題も解決出来そうです。

ネジ穴を隠してスタイリッシュにしたい

自作ケージのネジ穴意外に目立つネジ穴

今回はよりスマートなケージにするため「ダボ」を使いネジ穴を隠しスタイリッシュにする予定です。

ダボ埋めは初挑戦になりますが「ダボ錐・埋木・アサリ無しのノコ」があれば意外に簡単に出来そうです。

取り外し可能な天井

メタルラック一体型爬虫類ケージの天井部分メタルラック一体型爬虫類ケージの天井部分

現在はメタルラックの棚が天井代わりになっていますが、掃除する度にラックを外すことが不便だったため蝶番を使い開閉式の天井を作ります。

金網を木材ではめ殺し、その上にソラーレUV(紫外線ランプ)を乗せるので、網目が細かく頑丈な金網を採用する必要がありそうです。

正面のガラス面を目一杯広くしたい

爬虫類の自作ケージを正面からみた画像現在のフロント面

今使用している木製ケージの正面は1×2(ワンバイツー)と1×4(ワンバイフォー)を組み合わせて作りましたが、今回は1×2のみで自作することでフロントのガラス面を目一杯広くなるよう作ります。

そうすることで観察もしやすくなりますし、スタイリッシュでスマートなケージになると考えています。

取り外しできる引き戸ガラス

爬虫類の自作木製ケージにガラスをはめ込む様子取り外し可能なガラスは必須

なんと我が家の爬虫類ケージのガラスは取り外しが出来ません。引き戸ガラスには「乗り越え高さ寸法」というものがあり、これを知らずにガラスをオーダーしてしまったためなのですが、この反省をを活かし今回は取り外せる引き戸ガラスを作ります。

当たり前の機能ですが、外せるか外せないかでは利便性が大きく違います。

側面をガラスにする

爬虫類用自作ケージのガラス側面側面はガラス張りにして観察しやすく!

よりスタイリッシュでデザイン性が高い自作ケージを作るため、トリマーを使い木材で挟み込むような形にすることで金網をガラスにします。

トリマーやドライバーといった自作に必要な工具と選び方は「爬虫類の自作ケージに必要な工具一覧」で詳しく紹介しています。

ガラスは高透過ガラスを採用!

今回もフロントガラスには「高透過ガラス」を使います。フロートガラスの二倍の価格にはなりますが、圧倒的な透明感によりフトアゴヒゲトカゲの観察が捗ります。

せっかく自作するのですから徹底的にこだわりたいですよね。

自作ケージのガラス越しにいるフトアゴヒゲトカゲいいゾ~これ

幅をブラインドぴったりサイズにする

爬虫類ケージの暗幕に使うブラインド爬虫類の暗幕に丁度いいブラインド

フトアゴヒゲトカゲをお迎えしてから夜は暗幕で対処していましたが、以前から使ってみようと思っていたブラインドを採用するべく、今回の自作ケージの横幅はブラインドに合わせて作ります。

爬虫類のケージ用として使ってくれと言わんばかりに、ニトリから1000円の激安ブラインドがあったのでそれを使います。(ニトリのブラインド

塗装しておしゃれな雰囲気にしたい!

自作ケージに使う塗料(ブライワックス)

二台も作るとなれば幅180cm×高さ150cmくらいの規模になり、もはや家具と言っても遜色ない大きさで部屋の雰囲気を大きく左右します。

そのため木材の塗装にもチャレンジしてみます。以前自作した「爬虫類用の擬岩バックボード」で人生初の塗装をしてみたところ、意外に簡単たったので自作ケージでも挑戦してみようと思います。

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使う木材の種類を決めよう!

爬虫類の自作ケージに使う木材前回の自作ケージに使った木材たち

今回は厚み25mmの「パイン集成材」を使用して木製ケージを自作します。

王道を征く「SPF材」も候補にありましたが、2台目の自作ケージなのでステップアップした素材を使ってケージを作りたいという強い思いからパイン集成材を採用しました。

パイン集成材の特徴は木に粘り気があり、SPF材と比較し頑丈で反りにく点、木目がキレイで温かみのある雰囲気に仕上がります。さらに経年変化することでアメ色に変色していくのも魅力の一つです。

革靴好きには経年変化という言葉だけでたまりませんよね。

使う塗料の種類や色を決めよう

自作ケージを塗装する塗料の色と種類

塗料の色や種類は「ワトコオイルのミディアムウォルナット」と「ブライワックスのジャコビアン」を組み合わせようと考えています。

私の完成予想図では、木材の木目や雰囲気を活かしたダークでシックなイカしたケージになってくれるはず。

塗料選びで参考になったサイト

実は自作ケージの構想段階において一番時間が掛かったのが塗料選びについてです。

塗料には水性ステインと油性ステインがありブライワックスにも全14色あるため、パターンは数千通りにもなります。

今後自作ケージを作ろうと考えている人の参考になるよう、私が何時間も調べ非常に参考になったサイトをご紹介します。

ワトコオイル×ブライワックスの色見本

参考:ワトコオイル×ブライワックスの色見本

一番参考になったサイト。ワトコオイル4色とブライワックス各種を分かりやすく解説しています。見やすく直感的に分かりやすいので組み合わせ選びで迷っている方は参考になるでしょう。

ワトコオイル単体の色の色見本

参考:ワトコオイルの色見本

こちらはワトコオイル全8色を単体で色見本として紹介しており、単体ではどのような発色になるか参考になります。

自作ケージのイメージをラフ画にしよう

爬虫類用の自作木材ケージの設計図(ラフ画)を書いている光景

いつも通り設計図を制作する前にまずはラフ画を書きましょう。イメージをラフ画として抽出することにより、より現実味がでて完成図をイメージしやすくなります。

なお、私のラフ画は小学生の絵日記レベルなので注意が必要です。

自作木製ケージの全体の設計図(ラフ画)正面のラフ画

ラフ画では1台のケージですがこれを2台連結させます。

自作木製ケージを連結させた時の設計図(ラフ画)連結させたときのラフ画

連結させると横幅180cmになる予定なのでかなり大迫力なケージになる予感。

自作木製ケージの側面の設計図(ラフ画)側面のラフ画

側面は6割ほどをガラス面にし、上部には「アルミパンチング」をはめ込んで通気性を確保する予定です。

自作木製ケージの側面の設計図(ラフ画)

アルミパンチングメタルは塩ビパンチングに比べ、傷つきにくいというメリットだけでなくアルミ特有の光沢が高級感を演出してくれます。

また使用するアルミパンチングは「ポリエチレン樹脂」をアルミシートで挟みこんだものなため、ハサミやカッターを使った加工が出来るのも魅力ですね。

自作木製ケージの設計図

上で紹介したラフ画をもとに、cadソフトを使い設計図と図面を制作しました。

あとは材料を揃えれば、いよいよDIY開始です!

自作ケージの設計図制作には「JwCAD」というCADソフトを使っています。

正面の設計図

自作ケージの設計図正面からみた設計図

前回からの反省を活かし、正面は極力シンプルにすることでかなりスタイリッシュになりました。
ガラスの位置は人間の腰から胸あたりに設計したので、餌やりやメンテナンス性だけでなく爬虫類のストレス軽減も狙っています。

収納部分は4つに分割し「爬虫類系の収納」と「工具用の収納」に分けました。これで行き場を失っていたDIY工具達をキレイに収納出来るでしょう。

最下部は12cmの余白を設けたことにより、ルンバの掃除も邪魔しない設計です。

ルンバの上に乗ったフトアゴヒゲトカゲルンバ好きなフトアゴヒゲトカゲ

側面の設計図

自作ケージの設計図(側面のケージ部分)側面のケージ部分の設計図

サイドはアルミパンチングで通気性を確保しつつ、大胆に高透過ガラスを採用することで開放感を演出しつつ、ケージ側面からの観察も可能な設計です。

側面にガラスを採用するのは初の試みなのでどうなるかワクワクしますね。ちなみにアルミパンチングとサイドガラスは両方厚み3mmになります。

自作ケージの設計図(側面の全体)側面全体の設計図

全高163cmと構想段階よりめちゃくちゃ大型な自作ケージとなりました。ケージより下の部分は安定性を重視するため、後ろから当て板で補強してみようと思います。

天井面の設計図

自作ケージの設計図(金網天井面)天井面の設計図

ケージの天井面にはソラーレUVを置くので上部な鉛製の金網を使い、中心にある二本の木材は「暖突」を設置するためのものです。

当初は金網を木材ではめ殺す形で制作する予定でしたが、サイズの都合上断念し「タッカー」で固定することにしました。

ケージ背面の設計図

自作ケージの設計図(背面)背面の設計図

裏面は擬岩バックボードで隠れるので、どうせならコスト削減のためにOSB材を使ってします。ビス打ちの回数も減るので組み立ても楽になります。

ケージ底面の設計図

自作ケージの設計図(底面)底面の設計図

底面も床材(サンドマット)で隠れるのでOSB材でコスト削減。非常にシンプルです。

カット図面

使う木材がSPF材ではなく規格化されていない「パイン集成材」なため、今回のカット図面は少し不揃いです。

そのため「正面・側面・ケージ台・その他」の4つに分けてカット図面をご紹介します。

自作ケージに使う木材のカット図面正面に使う木材のカット図面

カット図面を見れば分かる通りケージ正面に使う木材はケージの継ぎ目をなくし美しく見せるため、木製ケージの横幅と同じ1810mmの集成材を使いシームレス化させました。

ただしこれだけ長いパイン集成材は少ないので値段が高くなってしまうかもしれません。

自作ケージに使う木材のカット図面側面に使用する木材のカット図面

側面のカット図面で特質すべきは「背面のOSB材」です。出来るだけ手抜きが出来るように背面は一枚の大型OSB材で蓋をします。

自作ケージに使う木材のカット図面ケージ台(収納)に使う木材のカット図面

ケージ台兼収納のもちょっとした工夫があります。収納の板4枚を10mm短して面取りするのでのっぺり感が軽減されると思います。

自作ケージに使う木材のカット図面天井に使用する木材のカット図面

木製ケージ二台分の天井を作るため材料も×2です。

まとめ

自作ケージの完成を待つフトアゴヒゲトカゲあく自作してくれよな~ たのむよ~

前回はノリと勢いでケージを自作したため、後々様々な不具合や機能不全が目立ってしまいました。特に引き戸ガラスが取り外せないのは致命的でしたね。

今回はその反省を活かし1から10まで綿密に設計し、よりグレードアップした木製ケージを自作します。

あとはカット図面と設計図をコンビニでネットプリントし、ホームセンターへ行けば夢と希望が詰まった自作ケージ制作開始ッ!!

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